「すごいメンバー。4人目いきたいです!」 堀琴音が大会連覇へ難関“6つのパー3”をオールパー
◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権 2日目(2日)◇宝塚ゴルフ倶楽部旧コース(兵庫)◇6185yd(パー70)◇晴れ(観衆7420人)
2008年大会覇者・李知姫(韓国)と2人だけという大会出場者用ゴールドバッヂを身に着けて、ベストポジションの駐車スペースに乗りつける。ディフェンディング大会は堀琴音にとって3回目だが、やはり国内メジャーは「ちょっと違います」と笑う。
開幕2日前の29日(火)に行われたチャンピオンズディナーは、ガチガチに緊張した。樋口久子、不動裕理らそうそうたる歴代覇者たちを前に、人生初の乾杯の音頭を任された。あいさつでは「この大会の成功を祈念して…」と同じことを2度言ってしまった。しかし、その経験に感謝する。「ディナー中に宝塚ゴルフ倶楽部さんが1926年の開場から100周年だって聞いて。関係者、スタッフの皆さんの思いをすごく感じて」。大会連覇を意識することになった。
モチベーションの高さがプレーを後押しする。7位から午前スタートのこの日、2バーディ、1ボギー「69」で通算3アンダーとし、予選通過を確実にした。初日は午後スタートで風が強かった。「今日は午前組だし(風が弱いと)期待していたのに、昨日より全然吹いていて」。特に国内女子ツアー史上初めてという6つのパー3は苦労した。小さく、砲台で“逃げ場”の少ないグリーンに対して「オナーの時は特に判断が難しくて」。それでも、前半16番、2番とガードバンカーに捕まりながら4mと1.5mをしぶとく沈めて、6ホール・オールパーでしのいで見せた。
ナショナルオープンでの大会連覇が過去何人いるか、と問われて「…うーん、3人」と正解させた。「資料で見たんです。樋口(久子)さん、(勝)みなみちゃんに…そうか(畑岡)奈紗ちゃんか。すごいメンバー」と笑った勢いで「4人目、行きたいですね!」を“宣言”した。「もうちょっとチャンスを増やしたい」とテーマを掲げて、勝負の週末を迎える。(兵庫県宝塚市/加藤裕一)
<日本女子オープン連覇達成者>
樋口久子(1968~71年、76~77年)/畑岡奈紗(2016~17年)/勝みなみ(21~22年)