米女子ツアー勢最上位は勝みなみ 出だし5ホールで4バーディ「こんなに獲れるとは…」
◇国内女子メジャー◇ソニー日本女子プロゴルフ選手権大会 初日(10日)◇片山津ゴルフ倶楽部 白山コース(石川)◇6755yd(パー72)◇曇り(観衆4226人)
日本人のツアーメンバーに加え、2020年「全米女子オープン」覇者のキム・アリム(韓国)を含む12人が出場している米女子ツアー勢の中で、勝みなみが最上位につけた。6バーディ、1ボギーの「67」で回り、首位と2打差の5アンダー3位発進。「すごくまとまったラウンドができた。こんなにたくさんバーディが獲れると思っていなかったので、すごく驚いてます」と声を弾ませた。
出だし5ホールで4バーディを奪うロケットスタート。1番(パー5)で7mほどを沈めて流れに乗った。2番も同じくらいの距離を流し込み、4番からの2連続はいずれもピンそば1m前後に絡めた。
6番で喫した唯一のボギーは、ティショットを深い右ラフに入れてレイアップを強いられたもの。「とにかくフェアウェイに置くこと。やっぱりフェアウェイに置きさえすれば、何とかなる。キャディさんとも『グリーンに乗ってさえいれば、バーディチャンスだね』って話してました」。大会前の雨でソフトになっているグリーンコンディションを踏まえて、フェアウェイキープ率64.28%(9/14)、パーオン率72.22%(13/18)と目指すゴルフを体現した。
軟らかいゆえに、午後組のプレーはスパイクマークで荒れたグリーン面との闘いでもある。「その分、気楽に打てたというか。いい適当さを持っている感じで打てていますね」。成熟したメンタルコントロールも、当地で開催された2015年「日本女子オープン」でローアマ(11位)に輝いた時より間違いなく磨かれた部分だ。
11年前に4日間でバーディなしの2ボギーだった14番は、母・久美さんも苦しめられたことをよく覚えているパー5。この日も2打目が木の枝をかすめて深い右ラフにポトリ。4打目でラフから砲台グリーンに向かって打ち上げるタフなアプローチを残しながら、粘り強く寄せワンで切り抜けた。
グリーン右手前のラフにつかまった最終18番は、ボールをかなり右足寄りに置かなければ深いガードバンカーに自分が滑り落ちてしまうような状況だった。2mほどオーバーした寄せも、返しを決めきったパーパットも納得の締めくくり。「メジャーでボギーを打つのは仕方ない。(獲れるホールで)どういう風にスコアを貯めていけるか、しっかりマネジメントしていけたら」。2021年から連覇した日本女子オープンに続く国内メジャー3勝目へ、絶好の滑り出しを見せた。(石川県加賀市/亀山泰宏)