古閑美保「ショットは良くないかも・・・」と不安気
2010/04/15 19:13
今季の国内第4戦「ヤマハレディースオープン葛城」で、優勝を果たした古閑美保も、今週開催される「西陣レディスクラシック」には、地元の期待を背負って出場する一人だ。火曜日までは暖かった熊本だが、水曜日、この日の木曜日は真冬を思わせるような寒い一日だった。
プロアマ戦に出場した古閑美保は、防寒対策を万全に行い、首にかけたマフラーで顔を覆って歩くほど。ラウンド中も「寒いね」と何度も繰り返し、震えながらラウンドした。ラウンド後に古閑が「色々着込んで振れなかったりしたけど、ショットは良くないかもしれない」と、周囲の期待とは裏腹に不安気な口調で話し始めた。
「今年のコースはグリーンでボールが止まるし、状態も良いので、天気が良くなったらスコア出るんじゃないかな。女子はグリーンを硬くしたらスコアが出なくなるけど、この感じなら3日間で8から10アンダーくらいかな」と、自らのスコアというよりは、全体的な予想を話す。
それでも「地元だし勝ちたいですよ。いつも地元だと良くないんで・・・。ジュニアの大会では優勝したことがあるのに、プロになったら足踏みしている。ま、こんなもんでしょう」。勝ちたいという気持ちはもちろん抱えている古閑。大会初日は昨年の賞金女王横峯さくらと、先週優勝した有村智恵とラウンドすることになっている。