2026年 ニチレイレディス

吉崎マーナ「ジャンプするため必要な期間だった」マンデー突破のルーキーが“どん底”から“一発逆転”へ

2026/06/20 18:56
マンデー予選ぎりぎり突破から上位争いの吉崎マーナ(Yoshimasa Nakano/Getty Images)

◇国内女子◇ニチレイレディス 2日目(20日)◇袖ヶ浦CC・新袖C(千葉)◇6590yd(パー72)◇曇り(観衆3897人)

夢に見たプロの世界は、想像以上に厳しかった。吉崎マーナは昨年のプロテストに現役高校生で一発合格したが、最終QTに進めずQTランキング149位でルーキーイヤーを迎えた。主催者推薦のみで出場した今季ツアーは開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」こそ予選通過を果たしたが、その後4試合は予選落ちが続いた。

「今までのゴルフ人生の中で、ほんとに“どん底”を見るような期間だった」。必死でゴルフと向き合い、家族やトレーナーら周囲の支えを受けながら、「トレーニングや練習方法を全部基本に戻してやり直した」という。

本大会は16日(火)の主催者推薦選考会(通称マンデー予選会)で、8位タイとなり同スコア5人からカウントバックで最後の出場枠をつかんだ。22位から出たこの日は5バーディ、1ボギーの「68」とスコアを伸ばし、通算6アンダー11位に浮上した。

ルーキーにとってトッププロとのラウンドは学びの宝庫だ。151cmの吉崎にとって、この日同組だった153cmの青木瀬令奈は最高の教材だったという。「私と(体格が)似たような感じなんですけど、ハイブリッドの精度だったり、コントロールっていうのは今日一緒に回ってすごく勉強になった」

さらに今週は同郷沖縄の先輩・新垣比菜の兄である我如古夢蔵(がねこ・むさし)さんにバッグを任せるなどプロキャディと組む機会も増やしている。「どの部分を頼るのかとか、リズムの作り方でもやっぱり学ぶことが多い」と収穫を口にした。

今大会終了後には第1回リランキングが実施される。暫定77位の吉崎はトップ10位内の上位フィニッシュでポイントを稼げば、ランクが急上昇。次戦以降で一気に出場機会が増える。「今まで苦しい時期を過ごしてきたのも、これからジャンプするための(必要な)期間かなっていう風に捉えて最近は前向きにできている。明日もそのまましっかりと自分のやるべきことをしたい」。滑り込み出場を果たした大会で多くの学びを胸に、一発逆転を狙う。(千葉市若葉区/安平賢太郎)

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