2026年 Vポイント×SMBCレディス

ベストスコアの第一声は「ひどかった…」 神谷そらがシェブロンに続く全米女子切符を確保

2026/03/21 18:36
神谷そらが2日目のベストタイ「70」で首位と1打差2位に浮上

◇国内女子◇Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメント 2日目(21日)◇紫CC すみれC(千葉)◇6731yd(パー72)◇晴れ(観衆4988人)

3人が並ぶこの日のベストスコア2アンダー「70」で回った神谷そらは、苦笑しながら驚きの第一声を発した。「ひどかったかなっていう感じが…」。朝から風が吹いてグリーンがどんどん乾き、タフなピン位置も相まってフィールド平均スコア「76.2358」を記録したコースを攻略した実感は薄い様子だった。

前半4番、12番とボギーはいずれもパー5で喫した。昨季ドライビングディスタンス1位の長距離砲らしからぬスコアカードに、「よく分からない感じのボギー」と首をひねる。4番は納得の2打をつないだ後、3打目のアプローチが手応えよりもはるかに手前で止まって3パット。レイアップを選択した12番も枝に当たったボールが林の方向に跳ねてスコアを落とした。

パー5で2ボギーを喫しながらスコアをまとめた

ホールアウト後もモヤモヤの晴れない2ホールがありながら、いずれもショットをピンに絡めたパー3での3バーディが「きょうの私のゴルフを助けてくれた」と笑う。最終18番(パー5)はわずかにこぼれたカラーから5mほどのトライ。きわめて優しいタッチで下りのラインに乗せるバーディフィニッシュ。何より、少なくないピンチで光ったショートゲームには昨季からの成長もしっかり感じている。

首位と1打差の通算1アンダー2位で予選を通過し、少しだけほっとした部分もある。現在世界ランキング68位。6月「全米女子オープン」(カリフォルニア州リビエラCC)の出場資格のひとつである次週23日時点のランク75位以内は手中に収めた。「台湾で菅楓華ちゃんが勝って決めて、『いいな…』と思いつつ、開幕前はちょっと自分の中でピリピリしていた。去年の春先、唯一予選を落ちたコースだったので、とりあえず良かったです」

1カ月後「シェブロン選手権」への初出場が決まっている

昨季メルセデスランキング2位に入ったことで「シェブロン選手権」(4月23日~/テキサス州メモリアルパークGC)の出場権を初めて獲得した。もちろんうれしかったが、ひとつ悩ましかったこともある。「シェブロンの案内が来た時に『さあ、どうする?』って」。同週の4月20日に千葉・房総CCで行われる全米女子オープンの日本地区最終予選会への出場がスケジュール的に難しくなったことで、世界ランクを上げて道を開く覚悟だった。

次のターゲットは全英女子?

次は8月「AIG女子オープン(全英女子)」(イングランド・ロイヤルリザム&セントアンズGC)に向け、例年の出場資格となる大会開幕1カ月前の世界ランク50位以内も頭の片隅で意識している数字だ。最終日の優勝争いも、大舞台を目指す過程にあるもの。「安心っていうより、もう次(のメジャー出場権)っていう風には切り替えています。きょうは風も強くて疲れているので、とりあえずたくさん寝ます!」と笑った。(千葉県野田市/亀山泰宏)

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