2026年 台湾ホンハイレディース

「大人になったと思う」20歳の菅楓華が感じる3年目の成長曲線 クラブハウスの台湾グルメは?

2026/03/13 06:45
菅楓華は「大人になりました」

◇日台女子ツアー共催◇台湾ホンハイレディース 初日(12日)◇オリエントG&CC(台湾)◇6720yd(パー72)◇晴れ時々曇り(観衆1340人)

出場108人中アンダーパーが5人だけだった初日、菅楓華が2アンダー3位の好スタートを切った。「ショットが安定していて、大きなミスなく耐えられました」。日本勢には不慣れなバミューダ芝でうねりのきついグリーンはピン位置も厳しかった。アウトスタートの4組目で、午後にかけて風が強まったコースを早めに回れたアドバンテージがあったとはいえ「アンダーで回れるかな?」と不安視していたコースで「70」は十分だ。

前週の開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」は6位。ツアー史上初の開幕3戦連続最終日最終組(記録の残る2002年以降)を達成した昨年同様、好調に飛び出したシーズンだが“内容”は少し違う。「スイングを大きく変えたわけじゃない」が、「大人になったと思います」と語る。「ミスから切り替えられる。適当、投げやりにならなくなったというか」。昨季から最も多くバッグを任せる照井浩二キャディとそんな話をしている。

集中して2ボギー後に2バーディ

この日は後半14番のバーディが特にうれしい。423ydと距離があり、ホール別難度1位のパー4で残り219ydからの2打目を3Wでピン右横2mにつけた。「アゲンストの風もあったけど、弱まった時にタイミング良く打てました。いい当たり過ぎて大丈夫かなと思うほど」。易しくないフックラインも沈めた。最終18番(パー5)で115ydをPWで80cmにつけたバーディにもつながった。バーディを3つ先行後、ボギーを3つ打ったが、集中して2バーディで締めくくった。

そんな“大人のゴルフ”の一方、コースを離れるとあどけない。「肉まんが大好き」と月曜日から毎日、コース内のレストランでパクついている。「台湾の肉まん、白いところ(皮)がちょっと甘くておいしいんです」。食べ方はまず中身の餡(あん)を食べて、外側を楽しむのが“楓華流”だ。

ツアー初優勝を挙げ、年間ポイントランキング(メルセデスランク)4位とブレークした昨季から、今季はさらに高いステージに挑む。「この日の流れで残り3日、上位を目指したいです」。プロ3年目の20歳。菅がどんどん強くなる。(台湾・桃園市/加藤裕一)

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