さくら、海外勢を意識「自分のプレーができれば止められる」

地元・鹿児島で開催される「Tポイントレディス」開幕を翌日に控えた横峯さくら。「地元で勝ちたいという気持ちは強いですね」と改めて意気込みを示すなど、やはり特別な大会という感覚があるようだ。

そして、開幕戦から2試合連続で海外勢が優勝を手にしている現状。「（海外勢は）実力を持っている選手ばかりなので、止めるのはそんなに簡単じゃない」と、賞金女王として期待を背負う横峯にとっても、意識せざるをえない部分だろう。その上で、「自分のプレーができれば、止めることはできると思う」と、頼もしい言葉も返ってきた。

だが、自覚はないものの「体は疲れているかも」と話す横峯。下唇には、疲れている時に出るというヘルペスの症状が。どうやら、2月下旬にシンガポールで開催された「HSBC女子チャンピオンズ」から続く連戦の疲れが、早くも体に現れているようだ。

疲れという不安要素が残るものの、横峯には地元の大声援という後押しがある。海外勢の勢いを止める急先鋒として、昨年の賞金女王の奮起に期待したい。