2004LPGAツアー「Qスクール」プレビュー
2004/11/30 18:00
今年から90ホールという長い試練になったLPGAツアー「Qスクール」。138人の選手がエントリー。30しかない来季シード権の「チケット」をかけて戦う。選手の内訳は60名が地区予選からの勝ちあがり組、10名がフューチャース・ツアーからの卒業生、そして68名が現在LPGAツアーに籍を置いているが、来季のシード権を失った選手達。
その中の1人が2002年の新人賞、ロレックス・ルーキー・オブ・ザ・イヤーに輝いたベス・バウワー。新人賞に輝きながらもその後の2年間は低迷。04年シーズンはトップ10入りが1度しかなく、なんと賞金ランキングは100位にまで落ちてしまった。
ベス・バウワー
「今週は失うものは何もないという精神でいきます。実際そうですよね。ここでは生き残りをかけて戦うわけですから。この2年間スイング改善で悩んできました。でもこの数ヶ月はその努力が実ってきているんです。自分のゲームにも上達が見えてきています。ですから精神的にもQスクールを戦いぬく準備ができています」
日本からは昨年もQスクールを突破した山口千春と、リンダ石井(石井明子)の2名がチャレンジする。