国内女子ツアー

日下部智子が地元埼玉でファン120名と交流!

2010/01/31 17:47
トークショー直後には120名を前にし緊張しましたと話す日下部智子

昨年、賞金ランキング45位に入り、プロ入り6年目で初めてシード権を獲得した日下部智子が、120名のファンの前で「ゴルフアカデミー&トークショー」を行った。会場は日下部の出身地である埼玉県で、さいたま市にある浦和ロイヤルパインズホテル。トークショーに始まり、抽選で6名の方にスイングのアドバイスを送るなど、ファンが参加できるイベントとなった。

トークショーでは、ゴルフを始める前は茶道部に所属していたことや、試合期間中には油分の多い食べものを摂らないように心がけているなど、ゴルフをプレーしているときには聞けない話を披露。壇上でスイングのデモンストレーションを行うと、大きなモニターで確認しながら、スイング中の注意点など参加したファンに分かりやすく解説していた。

このオフシーズンは体力強化に重点を置いていて、週に3日は都内でトレーニングを行い、ラウンドはせずにボールの打ち込みも日々行っているという。今後のスケジュールについて日下部は「2月15日から21日までグアムでラウンド中心の合宿に行ってきます。その後はテーラーメイドのクラブ調整で沖縄に3日間。一度帰ってきてから開幕戦に向けて再度沖縄入りする予定です」とシーズン開幕に向けたプランを打ち明けた。

今年度から採用されるクラブフェイスの溝規制については「とりあえず打ってみましたが、私は他の人が言うほど変わらないと思いました」と不安視はしていない。今季の目標については「優勝したいです」とファンの前でも声を大にし、「そのためには最終日でも強いメンタルで戦うこと。あとは実力をつけないと自信に繋がらないので練習で力を付けられるよう努力します」と、ツアー初優勝のために必要な要素を分析。来年は同じ会場で優勝祝賀会を行うことができるか、そのためにもオフのトレーニングと準備が大事になってくる。

ホテルの会場には120名のファンが集まり日下部智子との2時間の交流を楽しんだ
日下部智子のスイングを撮影しようと多くのファンが携帯電話のカメラやデジタルカメラを構えていた
これが日下部智子のスイング撮影風景。押すな押すなの大混雑
イベントの最後には、会場に訪れた120名のファン1人1人と握手を行った日下部智子