原英莉花は米ツアー予選会に再挑戦 最終ステージからでなくても「受けます」

◇国内女子◇ミネベアミツミ レディス 北海道新聞カップ 最終日(7日)◇真駒内CC空沼コース (北海道)◇6667yd（パー72）◇曇り(観衆2030人）

ツアー5勝の原英莉花が今年も来季の出場権がかかる米女子ツアー(LPGA)の予選会に挑戦することを宣言した。

今年は10月8日時点の世界ランキングで75位以内に入れればファイナルステージ（12月5日～9日）から臨める。原の世界ランキングは現在100位だが、目標はもちろん、最終予選会からの挑戦だ。

ただし、その目標がかなわずもその前の予選会（10月15日～18日）から「受けます」と再挑戦の意思は固い。

初挑戦だった昨年の米ツアー予選会は、Qスクール・ステージIIの3日目に最終ラウンドに進出できる位置にいながらスコア誤記で失格していた。リベンジにかける気持ちも強い。

8アンダー5位から出たこの日、3バーディ、1ボギーの「70」でプレー。前日の「67」に並ぶ好スコアとはならなかったが、これまでクラブセッティングからはじまり筋力トレーニングと取り組んできたことに「方向性は間違っていない」とうなずく。

この1週間を踏まえ、「初日と最終日はショットをつけられなかった。アライメントを調整したりして、左足上がりと左足下がりのときのショットをもう少しうまく打てるようにしたい」と反省点を挙げた。

前週「資生堂レディス」は3位、今週を6位と2週連続でトップ10入りと調子もあがりつつある。次週のオープンウィークは北海道に残って練習に励むと言い、「4日間大会で優勝争いをしたい」と闘争心に火をつけた。

2週後「大東建託・いい部屋ネットレディス」（福岡 ザ・クイーンズヒルGC）で昨年9月「日本女子オープン」以来となるツアー6勝目を狙う。(札幌市南区／石井操)