諸見里、桃子らが本格始動! 新シーズンでの活躍を誓う
2010/01/05 18:17
兵庫県にある六甲国際CCに併設する江連忠ゴルフアカデミーが、5日(火)に始動。昨年は6勝を挙げて熾烈な賞金女王争いを演じた諸見里しのぶ、米国ツアーを主戦場とする上田桃子ら門下生たちが集まり、トレーニングを行った。初練習を前に神事をとり行い、今シーズンの活躍を祈願。アカデミー主宰の江連氏をはじめ、諸見里、上田、男子プロの岩田寛、清田太一郎らがお祓いを受け、神棚に玉串をささげた。
その後のトレーニングでは、坂道や階段を利用したランニングから始まり、場所を練習場に移してハードルやラダー、メディスンボールなどを使用したサーキットトレーニングをみっちりとこなす。バットでの素振りやダッシュなども盛り込み、始動初日にもかかわらず2時間以上にも及ぶハードなメニューとなった。
諸見里は一足先に3日に初ラウンドを行い、「やっぱりゴルフは楽しい」と改めて実感したという。「昨年よりも良い年にするために、今日のトレーニングから全力で取り組みたい」と意欲的だった。また、今シーズンの目標の1つに「海外で良い成績を残すこと」と挙げ、海外メジャーへも積極的に出場する意向を明かした。国内ツアーでは3勝を目標に掲げ、「技術的には100ヤード以内のショットを全部OKにつけることを目指したい」と、課題克服に向けて闘志を燃やしていた。
一方の上田は、「今年はケジメの年だと思っているし、後が無いという気持ちで臨みます」と、背水の覚悟で臨む構え。「目標はアメリカで勝つこと。それだけです」と話す表情は真剣そのものだ。今年は日米ツアー合わせて30試合ほど、ほぼ半々の割合で出場する予定。「開幕ダッシュをかけるためには、この2ヶ月が勝負。充実した2ヶ月間を過ごしたいですね」。強い決意を胸に秘め、3年目の米国ツアーに挑む。