再妊娠で産休延長、下部でもリランキング…国内女子ツアー主な規約変更
2023/12/19 17:28
日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)は19日、国内女子ツアーの2024年大会開催日程とともにトーナメント規約の変更点について発表した。
主な変更としては、産休(出産日から36カ月を限度に認められ、復帰年度は適用時点で保持していたツアー出場資格が保障される制度)の期間中に再妊娠した場合、延長を認める。再度の出産日から起算して36カ月が限度となる。
ティーチングプロ会員のツアー出場について、TP登録(前年度QTを受験するなど)していなければ主催者推薦を受けられないことも明記した。ことし10月「スタンレーレディスホンダ」では、昨年12月にティーチングプロ会員の資格を取得して同年QTには出場していなかった三浦桃香が主催者推薦で参戦した。
また、レギュラーツアーではシーズンに2度行われているリランキングが下部ステップアップツアーでも初めて実施される。13試合目の9月「Skyレディース ABC杯」後を予定している。
JLPGAトーナメント事業部によれば、かねて議論していたものを試験的な意味合いも含めて導入し、ツアーの競争力を高めるのが狙い。前年度および当該年度の下部ツアー優勝者、前年度最終プロテスト合格者といった下部ツアーの“シード”を持つ選手はリランキング対象外となる。