PO負けした岩井明愛と山下美夢有が最終日最終組に
2023/05/20 20:12
◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 3日目(20日)◇中京GC 石野コース (愛知)◇6573yd(パー71)◇晴れ(観衆5252人)
前週「RKB×三井松島レディス」でプレーオフの末に優勝を逃した岩井明愛と山下美夢有が揃って最終日最後組に入った。
決勝ラウンドに首位で臨んだ岩井は第3ラウンドを3バーディ、ノーボギーの「68」で終え、トップと2打差の10アンダー2位で残り18ホールを迎える。
この日は悪天候で順延した第2ラウンドの未消化分(8h)も行い、計26ホールをプレー。「長い一日でした。スコアを落とさずにアンダーで回れたので良かった」と安どした。
プレーオフで負けた1週間前を思い返せば「悔しかった」。今週は優勝へ強い気持ちで臨んでおり、「いい位置で最終日に行けるので、今週は勝ちたいなと思います」。狙うはツアー初優勝をあげた4月「KKT杯バンテリンレディス」以来のトップの座だ。
この日の最終18番ではピンまで108ydをロフト角50度のウェッジで「すごく良いショットが打てた」とピンそば3mのチャンスを作ったが、バーディパットを外してのパー締め。「もう少し伸ばしたかったけど、明日に。入ってくれればいいな」と話した。
一方で、第3ラウンドを6バーディ「65」で回って通算12アンダーの首位で終えた山下美夢有も「伸ばし合いの戦いになると思うけど、まずはしっかりノーボギーでラウンド出来るように」。山下の第3ラウンドのパーオン率は94%(17/18)をマークするなどショットも安定。雪辱を果たしたい。(愛知県豊田市/石井操)