岩井明愛 起床は出発13分前…それでも前半ハーフタイ記録「29」
2023/05/18 18:37
◇国内女子◇ブリヂストンレディスオープン 初日(18日)◇中京GC 石野コース (愛知)◇6573yd(パー71)
前週「RKB×三井松島レディス」で、プレーオフの末に妹の岩井千怜に優勝を譲った岩井明愛が7アンダー「64」をマークし、2週連続で単独首位発進を切った。パー35の前半インでバーディを6つ奪取し、ツアータイ記録(※)の「29」でプレー。ロケットスタートを切った。
「ショットは悪くない」と言う安定したプレーと裏腹に、スタート前はドタバタだった。午前7時のティオフに備えて、午前4時45分に宿を出発する予定だった。ところが、起きて時計を見ると午前4時32分。「アラームは35分前から5分おきに3回セットしていて、起きたんですけど、そこから寝ちゃって。危ないですよね、目覚めなかったら…」。10分で身支度を済ませて会場に駆け込んで来た。
慌ただしく始まった一日ではあるが「先週は勝つことが出来なかった。今週は上位を狙って行きたい気持ちは強い」という一心でスタートした。前半と違い、バーディが9番(パー5)だけだった後半インも「距離が長くて、バーディチャンスにつけるのはなかなか難しいホールもある。取れればいいけど、全然パーでも」とノーボギーに及第点をつけた。
アウトスタートの2日目は午前11時15分にティオフする。「いっぱい寝たいと思います」。朝寝坊を気にせず、じっくり備える。(愛知県豊田市/石井操)
※国内ツアー:パー35の9ホール最少ストローク記録「29」
選手名/年度/大会名/ラウンド/コース
・林菜乃子/2021年/TOTOジャパンクラシック/1R/瀬田ゴルフコース北C(アウト)
・古江彩佳/2022年/TOTOジャパンクラシック/3R/瀬田ゴルフコース北C(アウト)