“引退表明”した主な女子プロゴルファー
元賞金女王のイ・ボミが今季限りで日本ツアーから引退することを表明した。今年8月で35歳。生涯スポーツとされるゴルフだが、最近は“引退表明”するプロも多い。
※以下、引退の表明年 選手名 当時の年齢 日本ツアーの通算勝利数
2004年 村口史子 38歳 7勝
「15年間、精一杯やってきたことで、現役プレーヤーとしては完全燃焼したつもりでおります。よってここで第一線を退き、自分の競技生活にピリオドを打つことを決心いたしました」
2011年 塩谷育代 49歳 20勝
「QT(ファイナル96位)でダメだった。これで来年、推薦をいただいてツアーに出てはいけないです」
2011年 古閑美保 29歳 12勝
「(09年の)発症以来続く手首痛の影響による身体的、精神的な限界を感じ、プロゴルファーとして終止符を打つことを決めました」
2016年 茂木宏美 39歳 6勝
「やり切った感じ。そろそろ、次のステップに行こうと思った」
2017年 宮里藍 32歳 15勝
「ピークだった」という2012年に「この調子でもメジャーに勝てない。そこをどう消化していいかわからなかった」と以降のモチベーション維持が困難になり、悲願のメジャータイトルを手にできずに決断。「プロである以上結果を求めたいが、自分が望む姿がそこになかった」
2018年 姜秀衍(韓国) 42歳 3勝
「体よりも心の疲れ。楽しくなくなり、もう無理じゃないかな、と思った」
2019年 諸見里しのぶ 33歳 9勝
「ここ数年、コースセッティングで距離が伸びて難しくなっている。心技体難しくなってきたのが一番」
2019年 佐伯三貴 35歳 7勝
「2度のけがと手術を経験し、近年では万全の体調で試合に臨むことが難しくなった」
2019年 一ノ瀬優希 31歳 3勝
「けがの繰り返しで気持ち的にしんどくなった」としつつ「ゴルフが好きだし、引退とかではない」。21年「NEC軽井沢72」で復帰し、22年はツアー5試合に出場
2019年 大江香織 29歳 3勝
「自分の伸びしろを感じられなかった。練習してもこれ以上はうまくならないのかなと思った」
2021年 キム・ハヌル 32歳 6勝
「私にとってはベストなタイミング」
2021年 ペ・ヒギョン 29歳 1勝
「長い間、家族と悩んで議論した末、今が私の人生の転換点と判断し、引退を決心するようになった」