国内女子ツアー

馬場ゆかりがコブラと用具契約を結ぶ!

2007/02/22 18:00
馬場ゆかりとアクシネットジャパンインク取締役・中村孝氏

アクシネットジャパンインクは21日(水)、都内ホテルにて、女子プロゴルファーの馬場ゆかり(24)とコブラの用具使用に関する契約の締結を発表した。ウェアを除くすべての用品が対象で、契約期間は2年間。

これまでのコブラ契約プロは、米国PGAツアーで活躍するカミロ・ビジェガスジェフ・オギルビー、2005年の「全英オープン」を制したチャン・チョンなど、海外ツアーで活躍する選手がメイン。日本では認知度も使用率も今ひとつの状況が続いていた。そこで白羽の矢が立ったのが、日本ツアーで1勝を挙げ、かつ国内で多くのファンを持つ馬場の存在だ。

クラブの性能について馬場は、「初めて打ったときから、高く上がる強い弾道が簡単に打てたんです。年末年始はクラブ調整のために渡米していましたが、アメリカのスタッフもいろいろと動いてくれて嬉しく感じましたね。プレー内容が悪いときは、完全に自分のせいだと思えるクラブです」と満足げ。さらに馬場には、コブラを選んだもう1つの決定的理由があった。

馬場ゆかりが色紙に書いた今季の抱負は「年間3勝」

話は2005年の「日韓女子プロゴルフ対抗戦」まで遡る。
「私の対戦相手がチャン・チョンで、その時コテンパンにやられたんです。悔しさもありましたが、私の中で目標にしたい選手になりました」
そのチャン・チョンが契約し使用しているブランドだからこそ、コブラは以前から気に懸かっていたという。

先週は、開幕戦に向けて沖縄でアプローチ練習を重点的に行った。あとは、自分の感覚より5ヤード近く飛んでいるアイアンの距離感に慣れることが課題とのこと。
「まずは2勝目。その勢いに乗って、年間3勝が目標です。コブラブランドの名前も日本中に知れ渡ると思いますし、メーカーのためにも活躍したいですね」
クラブもキャディバッグも一新し、目標とする選手と同じブランドのクラブを手にした新生・馬場ゆかりに注目だ。