国内女子ツアー

ブドウの種の出し方に目を丸く ルーキー2勝の岩井千怜と川崎春花も“作法”学ぶ

2022/12/14 08:20
今年2週連続優勝を遂げた岩井千怜。和食のマナーに苦戦!?

東京都内で新人プロを中心に行われた日本女子プロゴルフ協会(JLPGA)のセミナーに、今季それぞれ2勝を挙げた岩井千怜川崎春花も出席した。12日に2022年プロテスト合格者とティーチングプロの資格取得者の入会式が実施され、セミナーは13日(火)から4日間の日程。14日から16日はリモートで実施される。

岩井がセミナーを受けるのは昨年に続いて2度目。「内容は理解していたけど、詳しく聞けたなという感じでした」と理解を深められたという。マナー講習では「なかなか出ない和食で苦戦しました」と食器のふたの取り方や茶碗の持ち方などの作法を一から学んだ。「これからSNS講習があるけど、去年は(SNSを)やっていない状態で受けて、今年はやっていての受講。真剣に聞こうかなと思います」と話した。

ルーキーシーズンの自己評価は「100点」とし、「想像を超えた一年でした」と満面の笑みを見せた。一方、ファンサービスについては、新型コロナウイルスの感染拡大リスクを考慮して女子ツアーとして会場でのサイン対応などの交流を避けてきており「やっぱりサインを求められることが多かった。書ければ良かった。書きたかった」と今後の見直しに期待した。

川崎春花(左)は2回目のセミナー受講

同じく2勝の川崎も講義を受け、「社会人の意識を持っていたけど、プロゴルファーとしてどうあるべきか、社会人としてどうあるべきかを考え直すいい機会だった」と振り返った。「ブドウの種の出し方を知らなかった」と新たな発見に目を丸くし、「プロアマで出るときに生かしていきたい」と笑みを浮かべた。(編集部・石井操)