「メジャーにピークを」 西村優菜は安定の大舞台

◇国内女子メジャー◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 事前（7日）◇城陽CC(京都)◇6555yd（パー72）

西村優菜がプロアマ戦で調整した。大阪出身だが、「初めてのコース。久しぶりの関西の試合で親戚も見に来てくれる」と笑顔を見せた。

「アップダウンがすごくて砲台は縦の距離感が難しい印象。月曜日からラウンドして調子が上がってきているので、しっかりと微調整してラウンドしたい」と7月「ニッポンハムレディス」以来となる今季3勝目に意気込んだ。

キャリア70試合でツアー6勝。生涯獲得賞金はすでに2億7000万円を超えたが、特筆すべきなのが国内メジャーでの安定感だ。

プロ入り後の3年間で8試合戦い、優勝1回を含めてトップ10入り6回を誇る。

「今はたまたま、うまくいっているだけ。気持ち的にメジャーにピークを持っていけるようにしている」と説明したが、“地元”での大舞台に気持ちも踊る。

アマチュア時代からナショナルチームで切磋琢磨した男子の中島啓太が昨年9月、同じ城陽CCで「パナソニックオープン」を制した。「アドバイスはもらっていません」と笑顔。同年代の活躍に負けじと難コース攻略を目指す。（京都府城陽市／玉木充）

＜国内メジャー成績＞
2020年 日本女子プロゴルフ選手権大会 7位
2020年 日本女子オープンゴルフ選手権 11位
2020年 JLPGAツアーチャンピオンシップ 3位

2021年 ワールドレディスチャンピオンシップ 優勝
2021年 日本女子プロゴルフ選手権大会 6位
2021年 日本女子オープンゴルフ選手権 4位
2021年 JLPGAツアーチャンピオンシップ 9位

2022年 ワールドレディスチャンピオンシップ 14位