2連勝から“2連敗” 岩井千怜「挑戦者の気持ち」
2022/09/07 06:30
◇国内女子メジャー◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 事前(6日)◇城陽CC(京都)◇6555yd(パー72)
ルーキー岩井千怜は開幕2日前、練習ラウンドで調整した。アップダウンの激しい難コースに「狭いコースですが、攻めるゴルフが好きなので、怖がらずにティショットで狙っていくような攻め方をしたい」と意気込んだ。
8月「NEC軽井沢72」でツアー初優勝を挙げ、続く「CATレディース」も制した。ツアー初優勝から2週連続優勝という史上3人目の快挙を達成した。
しかし、翌週の「ニトリレディス」から「ゴルフ5レディス」にかけて4ラウンド連続でオーバーパーをたたいて2週連続で予選落ちする“2連敗”を喫した。
結果につながらない中で挑むメジャーとなるが、「2勝したから私の技術がうまくなったわけではない。今回も挑戦者の気持ちで臨んでいきたい」と初心でティイングエリアに立つつもりだ。
同じくルーキーの尾関彩美悠(あみゆ)にとっては、思い出の地。城陽CCで開催された昨年11月のプロテストで、トップ合格を果たした。
「テストの時とは2ホールほど違っていたり、ティグラウンドが違うので変わっているところをちゃんと見て回りたい」と警戒した。
今季は15試合に出場して、予選落ち6試合にトップ10は3試合。前週「ゴルフ5レディス」最終日には「66」の自己ベストをたたき出すなど調子も上がりつつある。「いつもの試合の4日間大会」と肩の力を抜いて大舞台に挑む。(京都府城陽市/玉木充)