2022年 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン

大里桃子、岸部桃子、上田桃子 トップ3に「桃子」3人

2022/04/09 18:31
妹の華子さん(左)が岸部桃子のキャディを務めた

◇国内女子◇富士フイルム・スタジオアリス女子オープン 2日目(9日)◇石坂ゴルフ倶楽部(埼玉県)◇6475yd(パー72)

トップ3に3人の「桃子」が並んだ。大里桃子が通算7アンダー2位、岸部桃子上田桃子が通算6アンダー3位につけた。

27位から出て7バーディ、2ボギーの「67」をマークした岸部は「ティショットが気持ちよく振れている。アプローチとパターの調子がいい。そこでスコアが組み立てられている」と振り返った。

今週はティーチングプロで2歳下の妹、華子さんが試合では初めてキャディを務めた。「メンタル的な部分で助けられている。私のことを知り尽くしている。些細なことだが、水を渡すタイミングとか。いい意味で空気のような感じ」と好スコアの要因を明かした。

大里桃子は1打差2位

首位から出た大里は16番(パー3)でチップインバーディを決めるなど、3バーディ、2ボギーの「71」。前半でボギーが2つ先行したが、11番でバーディ、パー3の16番とパー5の17番で連続バーディを奪って、首位と1打差に踏みとどまった。

「それなりに耐えることができた。きのうボギーがなかったので、きょうはボギーが来るよなった感じで気楽に回りました」と話した。

「69」でプレーした上田桃子

5バーディ、2ボギーの「69」で回った上田も「流れも良くないところがあったんですが、よく我慢できた」と振り返った。

首位の鈴木愛とは2打差。「追いかける立場のほうが自分に合っているかな。このコースは難しいのでトップがどうこうよりはしっかりと一日通してイーグルを心がけたい」と今季初優勝へ力を込めた。

難グリーンをどう攻略するか、あす最終日は桃子3人の競演に注目だ。(埼玉県鳩山町/玉木充)

2022年 富士フイルム・スタジオアリス女子オープン