明治安田生命が鶴岡果恋、小倉彩愛と所属契約 Jリーグとのコラボも

明治安田生命（東京都千代田区）は21日、女子プロゴルフの鶴岡果恋（つるおか・かれん）、小倉彩愛（おぐら・さえ）と所属契約を締結したことを発表した。2018年から所属する勝みなみとともに、都内で会見に出席した。

昨季のメルセデスランキングで55位に入った鶴岡と、QTを上位通過（12位）した小倉はともにシーズン前半戦の出場権を持って2022年を迎える。ウエアとキャディバッグに入った真新しい企業ロゴを眺め、鶴岡は「これまで所属プロとして活動したことがなかった。身が引き締まる思い」。昨年プロテストに合格したばかりの小倉は同社について、「様々なスポーツをサポートして地域貢献をしているイメージ。そして…私が加入している保険会社です」と、さっそくPR役を担った。

ホステスプロとして出場する3月の「明治安田生命レディス ヨコハマタイヤゴルフトーナメント」（高知・土佐CC）はシーズンの2戦目になる。両選手とも、このオフの目標のひとつが体力アップ。それぞれ昨季よりも5kgを目安に増量をはかる。スレンダー体系の鶴岡は「フルシーズンを戦ったのは去年が初めて。夏場は食事も十分にとれなかった」と後半戦のペースダウンを実感。トレーニングに専念しているという。

また、同社は小学生向けのレッスンプログラムとして「明治安田生命Presents Jリーグサッカー教室＆JLPGA教室（仮称）」の設立を発表した。タイトルパートナーを務めるサッカー・Jリーグ、昨年オフィシャルパートナーとなった日本女子プロゴルフ協会（JLPGA）の運営協力で、サッカーとスナッグゴルフを同時に指導する場を提供する。

2022年は全国10カ所での実施を予定しており、初回は「明治安田生命レディス」が行われる高知県内のゴルフ未経験の小学生を対象に、契約プロ3人が直接レッスンする。