国内女子ツアー

横峯さくらは21位でQT突破 日本に軸足の意向

2021/12/03 19:00
来季は日本に軸足を置くと表明

◇国内女子◇QTファイナルステージ 最終日(3日)◇葛城ゴルフ倶楽部 宇刈コース(静岡)◇6412yd(パー72)

ツアー23勝の横峯さくらは4バーディ、1ボギーの「69」でプレーし、通算イーブンパー21位で終えた。日本での2022年シーズン前半の“職場”は確保した形だ。

コロナ禍で主戦場としてきた米国との行き来が不透明となる中、来年は日本に軸足を置く意向を示した。

「気持ちを切らすことなく、アンダーで回ることができて良かった」と振り返った。

前半3番(パー3)では1mを沈めてバーディ。6番(パー3)で2mを外してボギーをたたいたが、7番で5mを沈めてバウンスバックを決めた。

「パッティングに助けられた一日。タフな4日間だった」と息をついた。

2021年2月4日に長男・桃琉くんを出産し、今週はコース近くに一軒家を借りて臨んだ。「ママ、きょうは頑張れたよ」と報告するつもりだ。

米ツアーの出場資格は来季もあるが、2月下旬からのフロリダ2連戦の出場に関しては「分かりません」と言葉を濁した。

日本ツアーで目指すのは、2014年「大王製紙エリエールレディス」以来となる優勝。「1日でも長くゴルフをプレーしたい。息子にかっこいいママの姿を見てもらえるように頑張りたい」。目標とする永久シード(ツアー30勝)へオフも調整を重ねていく。(静岡県袋井市/玉木充)