国内女子ツアー

緊張で体ガチガチ 佐藤心結「気持ちに余裕がなかった」

2021/11/03 07:18
佐藤心結は3オーバー発進(写真は2021年「スタンレーレディス」)

◇国内女子◇最終プロテスト 初日(2日)◇城陽CC (京都)◇6400yd(パー72)

プロテスト初挑戦の佐藤心結(茨城・明秀学園日立高)は2バーディ、3ボギー1ダブルボギーの「75」で回り、3オーバー53位発進となった。

出だし10番(パー5)で1mのパーパットを外してボギー。続く11番(パー4)は3打目でグリーンを外すなどして、ダブルボギーをたたいた。

「きょうの朝もそこまで緊張しなかったが、いざ会場にきて一気に緊張感が出てきて。スタートホールも3打目から体がガチガチになって思うように体が動かなかった。ラウンド中も気持ちに余裕がなかった」と話した。

それでも続く12番では150ydから8Iで左7mにつけてバーディを奪い、後半アウトも1オーバーにとどめた。

「全体的にアイアンショットがあまり良くなくて。左右のブレが大きくてバーディチャンスにつけることができず、3オーバーになってしまった」と反省した。

「アイアンショットとパターがあまり良くなかったので練習したい。気持ちを切り替えて頑張りたい」。10月「スタンレーレディス」プレーオフでは渋野日向子と優勝を争った。渋野も認めるメンタルの強さで巻き返しを目指す。