フェアウェイキープ“命” 金澤志奈は初Vへドライバー好調
2021/10/22 18:34
◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 2日目(22日)◇マスターズGC(兵庫)◇6571yd(パー72)
金澤志奈のドライバーが好調だ。「きのう、きょうとフェアウェイキープがすごく良くて、いい内容でゴルフができている」。2日間のフェアウェイキープ率は86%(24/28)とティショットが安定した。
2日目は5バーディ、1ボギーの「68」で、首位と1打差の通算7アンダー2位で終えた。前半2番はフェアウェイ142ydから7Iで4mにつけてバーディ奪取と、5バーディ全てでフェアウェイキープが起点となった。
2021年から本間ゴルフと契約を結んでいる。「見た目が結構大事。ヘッドの大きさとか気にします」というドライバーは本間ゴルフ ツアーワールド TR20 460(9.5度)を使用する。「すごく自分に合っている。飛距離も方向性もいいし、とても信頼している」と評価した。
「最近、自分のアドレスが少し左を向いていたので、そこを練習ラウンドで修正して真っすぐ向くように調整した。ずっと癖で左に向きがちだったが、今週思い切って直してみようかなと」
2020-21年シーズンは賞金総額3億円と高額の6月「アース・モンダミンカップ」で4位に入るなど、賞金シード圏内のランキング35位。ツアー初優勝への期待も大きい。
「引き続きフェアウェイキープ率とパーオン率を上げて、バーディチャンスにたくさんつけられるようにしたい。残り2日、ひとつでも多く伸ばせるように自己ベスト(66)を目指して頑張ります」と表情を引き締めた。(兵庫県三木市/玉木充)