古江彩佳「少しでも若いほうが」 米ツアー予選会へ過密日程
2021/10/21 06:38
◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース 事前(20日)◇マスターズGC(兵庫)◇6571yd(パー72)
ツアー5勝の21歳、古江彩佳が2022年の米女子ツアー出場権をかけた予選会(Qスクール)を受験する。
「いろいろと大変なこともあると思うが、少しでも若いほうが海外に行くのはいいんじゃないかなと思ってエントリーした」
最終予選会(アラバマ州)は12月2~5日、9~12日の計8日間144ホール(各週4ラウンドの72ホールストロークプレー)で行われる。第1週の後にカットが行われ、最終的に2週間の累積スコアで上位45位タイまでの選手が来季の出場権を獲得する。
2020年―21年シーズンの賞金ランキングは4位と国内ツアーで結果を残してきた。さらに、海外では7月のメジャー「アムンディ エビアン選手権」では4位。8月の同「AIG女子オープン(全英女子)」で20位と米ツアーでも上位で戦えることを証明した。
海外メジャー1勝の笹生優花やツアー6勝のミンジー・リー(オーストラリア)からも米ツアー参戦を勧められたという。
「そんなにプレッシャーに思わず、行けるなら行こうという感じ」。日本ツアーの最終戦「JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」(宮崎・宮崎CC/11月25日~28日)後に渡米する。中3日と厳しいスケジュールとなるも覚悟の上だ。
シーズンもラスト6戦。地元・兵庫で2週連続優勝に挑戦するが、「少し距離が長くてグリーンが小さい印象。2週連続はあまり意識しないで」と自宅“通勤”に肩の力を抜いた。(兵庫県三木市/玉木充)