渋野日向子「狙わないわけにはいかない」 自身初の2週連続Vへ
2021/10/16 18:25
◇国内女子◇富士通レディース 2日目(16日)◇東急セブンハンドレッドクラブ(千葉県)◇6679yd(パー72)
自身初の2週連続優勝へ渋野日向子が首位に1打差の通算11アンダー3位につけた。「(前週よりも)差が少ないということで、狙えない位置ではないし、狙わないわけにはいかない位置」とツアー6勝目へ闘志を燃やした。
この日は出だし1番(パー5)から1m強のチャンスにつけてバーディを奪い、3番まで3連続とした。初日はショットの縦距離が合わずに「気持ち悪い」と口にしていたが、ラウンド後にスリークォーターショットを中心に練習し、「寝たらなおるかで寝て、案の定ちょっとマシになっていました」と笑った。
この日の前半は6バーディを奪うなど、流れのいいゴルフが出来たが、後半はもどかしいプレーが続いた。「パーでいいや」と思った13番(パー3)では痛恨の3パットのボギーを喫した。「しゃあない」と気持ちを切り替えるも、14番では45ydからの58度でのウェッジショットが寄らず、6mのパーパットをショートして2つ目のボギーとなった。
「(前週の最終ラウンド以来の)久々に打ったボギーが3パットという打ち方なのが悔しい」と反省した。
それでもこの日のベストスコアとなる8バーディ、2ボギーの「66」をマーク。「後半はむしゃくしゃした感じではあったけど、あすにつながるゴルフが出来たと思う」と振り返った。
「計算通りに打てるショットも多かった。だからといってあすも天気によっては出だしから攻めていけるかは分からないので、一打一打集中してリスクの少ないゴルフが出来たらいい」。勝みなみ、古江彩佳との最終日最終組に意気込んだ。(千葉市緑区/石井操)