渋野日向子「飛ぶ人が多すぎ」もドラコン参戦
2021/09/16 17:42
◇国内女子◇住友生命Vitalityレディス 東海クラシック 事前(16日)◇新南愛知CC美浜コース(愛知)◇6502yd(パー72)
2年前の2019年大会で8打差を逆転した渋野日向子。開幕前日は当時タッグを組んだ藤野圭祐キャディとともに「ここでバーディを獲った」などと振り返りながらの練習ラウンドになったという。
海外メジャーからの国内復帰戦となった前週「日本女子プロゴルフ選手権大会コニカミノルタ杯」は初日から「72」「72」「69」「72」でプレー。「2日目はメチャクチャ耐えるゴルフでのイーブンだけど、最終日はスコアがもっと出るイーブン。同じ数字でも思うことは全然違った。いろいろなゴルフができた4日間で勉強になったというか、今年のゴルフの中では手ごたえを感じた試合ではあった」と総括した。
だからこそ、今週も「また違うゴルフが出来たらいいな」とこぼす。また、今週は悪天候の予報とあって「どれだけ耐えるゴルフができるかというのもすごく大事で、あと(気持ちが)切れてしまった瞬間に終わりだと思うのでどれだけ気持ちを抑えることができるのか」と懸念要素を挙げた。
さらに2日目(18日)の競技終了後に行われるドライビングコンテストへの挑戦意欲もある。「もう飛ぶ人が多すぎる。試合中はラフでも測ってもらえているぶん気楽だけど、(挑戦できるのは)2球。緊張しちゃう」とおどけつつ、「にぎやかしにだけでも。出ます!」と参戦する意向を示した。
1989年大会から始まった同イベントで、過去最高記録となるのは第1回目優勝者のニコル・ローウィンの306.7yd。前回大会では笹生優花が270.0ydをマークして優勝した。飛ばし屋の称号も目指して渾身の力を振り絞る。(愛知県美浜町/石井操)