2021年 日本女子プロ選手権コニカミノルタ杯

西郷真央は今季4度目の2位 10代での悲願Vへ残り3試合

2021/09/12 20:12
ラウンド中に笑顔も見せた西郷真央は悔しい2位

◇国内女子メジャー◇日本女子プロ選手権大会コニカミノルタ杯 最終日(12日)◇静ヒルズCC (茨城県)◇6680yd(パー72)

19歳の西郷真央はまたも優勝に手が届かなかった。コロナ禍のなかスタートしたシーズン初戦、20年6月の「アース・モンダミンカップ」から数えること実に7度目の最終組。1打差の単独首位で出て4バーディ、1ボギーの「69」で回り、通算15アンダー2位で終えた。

「今日はティショットがラフにいったり、セカンドが思うようにつかずに、なかなかバーディが取れなかったなという感じです」。出だしから4ホールは「きょうだけ風が南向きだった」と対応できずパーを並べている間に、稲見萌寧に逆転された。「気持ちは切り替えていたけどなかなか厳しい一日だった」と振り返った。

絶好調の稲見と44歳の大山志保と最終組。パッティングの差を見せつけられて、「私が決められなかったところも2人は決めきれていて、そういう面では自分は波に乗れなかったという印象」と悔しがった。

史上初の10代での大会制覇はならず、「4日間、自分の納得いくプレーできたかというと、そうでもない」と西郷。「今日は4日間で一番納得できなかったし、自分の思い描いていた球が打てていなかったり、セカンドの距離感が合っていなかったりして、コントロールショットがイメージ通りには出来ていなかった」と口から出るのは反省ばかり。

それでも今季4度目の2位。トップ10入りは14回で未勝利ながら賞金ランキングは6位に上がった。あとは10代での悲願達成へ、20歳の誕生日を迎える10月8日まで3試合もある。

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