三ヶ島かな 1打差惜敗に「強さを肌で感じた」
2021/06/06 17:35
◇国内女子◇ヨネックスレディスゴルフトーナメント 最終日(6日)◇ヨネックスCC(新潟県)◇6435yd(パー72)
「誰かいたのかわからなかったですけど、きれいに入らなかったです。寸前で。なんかイタズラされているんだろうなと思っていました」。惜敗した三ヶ島かなは独特の表現でそう振り返った。
1打差で首位を追った後半15番では3mのバーディパットがカップの右ふちをなめ、厳しい表情を浮かべた。最終18番(パー5)では236ydから3Wでグリーン右のラフに。アプローチで20㎝に寄せてバーディを奪って、首位の笠りつ子に並んだが、バーディを奪い返されて万事休した。
「やっぱり気持ちですかね。正直(言って)プレー的には私の方がチャンスが多いのに、と思った。でも際どいパーパットとかを入れたら、入れ返してくる強さを肌で感じた」と勝者を称えた。
これまで優勝争いで最終日に崩れることも多かったが、4バーディ「68」でプレーし、トップに1打及ばなかったものの通算11アンダー2位。「上位ならではの緊張感とか、最終日最終組でしか味わえない攻め方をしっかりと味わえた。すごく楽しくプレーできた」と笑顔で3日間を総括した。(新潟県長岡市/玉木充)