五輪代表争う古江彩佳は20位 「自分のプレーを積み重ねたい」
◇国内女子◇ヨネックスレディスゴルフトーナメント 最終日(6日)◇ヨネックスCC(新潟県)◇6435yd(パー72)
今夏の東京五輪女子ゴルフ競技(※)代表争いで日本勢3番手につける世界ランキング27位の古江彩佳は1イーグル3バーディ、2ボギーの「69」でプレー。通算3アンダーで30位から20位に順位を上げて3日間の戦いを終えた。
前半で1つボギーをたたき、12番でもボギーとしてスコアを落とした。しかし、続く13番(パー5)で204ydから7Wで15mにつけ、これをねじ込んでイーグルを奪取。14番(パー3)は2mを決め、15、16番もバーディを重ねた。
「きょうは入らない日かと思ったけど、13番で長いパットが入ってくれて、そこから流れが良くなりました」
今大会で優勝すれば、同ランク24位の稲見萌寧を抜いて日本勢2番手に躍り出たが、週明けに発表されるランキングではそのまま3番手の見込み。代表選手決定まで残り3戦となるが「あせらず自分のプレーを積み重ねていきたい」と話した。
次週は地元・兵庫の六甲国際GCで開催される「宮里藍サントリーレディス」。アマチュア時代に研修生して技を磨いた思い出のコースだけに「プロになって初めてのサントリーレディス。すごく楽しみ。自宅から30分ぐらいで行けるので、地元民として大会を盛り上げていけるように頑張ります」。信条とする攻めのゴルフで日の丸のユニフォームを手に入れる。(新潟県長岡市/玉木充)
※女子ゴルフ競技は埼玉・霞ヶ関CCで8月4日に開幕。出場選手は海外メジャー「全米女子プロ」(6月24~27日)終了時点の世界ランキングをもとに決まる。同ランク15位以内なら各国最大4人、それ以外は各国最大2人が出場権を得るが、開催国と各5大陸には最低1枠が保証され、計60人の出場選手が決まる。