「かわいいウェアを見てほしい」首位発進・吉田優利はコスメ好き
2021/05/15 08:01
◇国内女子◇ほけんの窓口レディース 初日(14日)◇福岡カンツリー倶楽部和白コース(福岡県)◇6335yd(パー72)
初の首位発進を切った21歳・吉田優利はコスメにハマっている。試合には10本ほどの口紅を持参しキャディバッグには3、4本を入れている。季節によって色を変え、この日は暗めの赤色をチョイスした。「最近は芸能人やインフルエンサーのコラボの化粧品が増えてきて興味がありますね。後はファッションにも興味があって、夏に向けて服も見始めています」と情報収集は欠かさない。
今大会はファン投票によるベストスマイル賞やベストドレッサー賞の特別賞がある。「あるのを忘れていて、(特別賞を)聞いてテンション上がりました。かわいいウェアをたくさん見てほしいです」と笑顔で話す。
ただ、明るい性格とは裏腹に“本業”では苦い経験もしてきた。2年前にアマチュアとして4位で終えた国内メジャー「ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップ」は、優勝した渋野日向子と同組で戦い抜いた。ただプロとして優勝はなく、前週の同大会は同じ学年の西村優菜がプロ2勝目を飾った。
「優菜の優勝は本当にすごいこと。あれだけの選手が出ていて勝ち取ったのはすごいこと。自分も感動しましたし、相性もいいコースで好きなので、いつかは勝ちたいなと思っています。でも今はもっとゴルフがうまくなりたい」
7バーディ、1ボギーの「66」で回り、有村智恵と並んでリーダーボードを引っ張る立場。「先週から調子は上がっているから、マネジメントをしっかり整理したプレーを心がけた。あと2日は60台でプレーすれば、自ずと結果はついてくる」と意気込んだ。(福岡市東区/林洋平)