2021年 ほけんの窓口レディース

女子ゴルフは福岡、愛知で予定通り無観客開催 緊急事態地域で初

2021/05/07 19:58
緊急事態宣言下で万全の対策を講じての開催となる※撮影は2019年「ほけんの窓口レディース」

政府は7日、新型コロナウイルスの緊急事態宣言の対象地域に愛知、福岡両県を加え、期間を5月末まで延長することを決定した。ゴルフの国内女子ツアーは次週から月末にかけ、福岡で1試合、愛知で2試合が組まれており、日本女子プロゴルフ協会の小林浩美会長はコメントを発表し「一丸となって大会を無事に遂行できるよう努める」として予定通り無観客で開催する意向を表明した。

緊急事態宣言が発令中の地域での大会開催は、初めてとなる。予定されているのは「ほけんの窓口レディース」(14日~16日、福岡CC和白コース)、「中京テレビ・ブリヂストンレディスオープン」(21日~23日、愛知・中京GC石野コース)、「リゾートトラスト レディス」(27日~30日、愛知・セントクリークGC)。3試合ともすでに、無観客での実施が発表されていた。

小林会長はコメントで「専門家のアドバイスをいただきながら、大会全体で一致団結してさらなる感染症対策に取り組む。現在、保健所等の業務がひっ迫状況にあるという知らせもあります」とした上で「選手をはじめキャディ、大会関係者みんなでマスク着用を徹底し、濃厚接触者にならない、させないように一丸となって大会を無事に遂行できるように努める」と強調した。

2021年 ほけんの窓口レディース