有村智恵「SNS見てびっくり」 ヤマハ契約プロが難コース葛城でバーディチャレンジ

◇国内女子◇ヤマハレディースオープン葛城 事前情報（30日）◇葛城ゴルフ倶楽部山名コース(静岡県)◇6564yd(パー72)

今大会は無観客で行われるが、主催するヤマハはテレビで観戦する視聴者参加型プレゼントクイズとして「ヤマハ バーディチャレンジ」を実施する。ヤマハ契約プロ全9人のバーディ数の合計を連日当てるという企画で、1日ピッタリ賞には大会オリジナルキャップ＋マーカー、4日間ピッタリ賞にはヤマハのドライバー（inpresまたはRMX）などが用意されている。

開幕2日前の30日（火）、ヤマハ契約プロ9人が集まってそれぞれ目標を語ったが、その中で全選手最多となる「4日間で20個」という目標を掲げたのはツアー14勝の有村智恵。

「（この企画を）SNSで見てびっくりしました（笑）。ここは、そんなにバーディ合戦になるコースじゃないので、ヤマハ契約プロはみんなすごいプレッシャーをかけられたなって思います（笑）。だけど、今はこういう難コースでもバーディを狙っていかないと優勝できないので、良いモチベーションにして20個を目指したい」と宣言した。

有村は「昔はパープレーでトップ5くらいだったけど、最近は優勝が10アンダー近くになったりするので、自分もマインドを変えていかないといけない」と近年の変化を感じている。「1日5バーディというのは簡単なことじゃなくて、もはや達成したら自分もピッタリ賞をもらいたいくらい」と笑ったが、「昔は自分の技術にクラブを合わせていたけど、今はクラブに頼れるところは頼っている。ギアに頼ることで、この変化に対応できているのだと思う」と、自身の対応も明かした。

その他のヤマハ契約選手は、永井花奈、福田真未、ユン・チェヨン（韓国）、篠原まりあ、植竹希望、豊永志帆、植田希実子、森岡紋加。1日3個を目標に掲げた永井は「無観客だけど、ちょっと違う角度からも盛り上げられたらと思う」とチャレンジ企画をアピールした。
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