スターツと所属契約の西村優菜「日の丸、憧れがある」
2021/01/13 15:22
不動産事業を展開するスターツコーポレーション株式会社(本社・東京都中央区)は13日、2000年度生まれのミレニアム世代で、ツアー1勝の西村優菜と所属契約を結んだと発表した。契約は3月1日から。
この日、オンライン会見に出席した20歳の西村は「サポートしていただき感謝しています。1試合1試合、笑顔でプレーして恩返しできるように頑張りたい」と決意を新たにした。
同社はこれまで国内男子ツアー5勝の高山忠洋や女子ツアー1勝の松森彩夏らをサポート。ゴルフ界のみならず、卓球・日本代表の伊藤美誠らと契約し、若手アスリートを支援している。
同じ20歳の伊藤とは同年代ということもあり、「日の丸を背負って戦うのはかっこいい。憧れがある」。現在世界ランキング86位で日本勢8番手。21年夏に開催予定の東京五輪への出場はハードルが高いが、「4年後も見据えて通過点として捉えることができればいい」と話した。
西村は2019年のプロテストに一発合格し、20年「樋口久子 三菱電機レディス」で最終日に6打差を逆転して初勝利を挙げた。2020-21年シーズン賞金ランキング7位で、21年の目標について、複数回優勝とシーズン終了時の賞金ランキング5位以内を掲げる。
「ショートゲームをレベルアップさせて、そこでしっかり戦える選手になりたい」。1月は体力強化が中心で、2月は沖縄で合宿を行う予定。3月4日開幕の「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)へ調整を重ねる。