ゴルフきょうは何の日<10月31日>
2020/10/31 07:18
2010年 森田理香子がツアー初優勝
台風接近に伴う大雨の影響で第2ラウンドが中止となり、36ホールの短縮競技となった2010年「樋口久子IDC大塚家具レディス」(埼玉県/武蔵丘GC、6561yd・パー72)。トップと3打差の1アンダー13位から出た森田理香子が11バーディ、1ボギーの「62」をマークし、通算11アンダーでツアー初優勝を飾った。
「パットが良くて、長いのが入ってくれた」。前半2番で8mのバーディパットを決めると、続く3番で3m、4番に8mを沈めて3連続バーディを奪った。5番で唯一のボギーを喫したが、7番から再び3連続バーディと勢いを見せるなど、ツアー最多タイ記録となる11個のバーディを量産した。10年経った今でも同記録は変わらず。
「気持ち的に沈んでいた。上手くいかず、このまま終わってしまうのかな、(ゴルフを)やめないといけないのかな、と思った」とシーズン中盤では思うような結果が出ず悩む日々があった。
「良い先輩、良い師匠に恵まれてここまで来られました。自分1人ではなく、皆さんの力で勝てたと心から思っています」と当時指導を受けていた岡本綾子や姉弟子の服部真夕ら周囲のサポーターに感謝の言葉を口にした。
同大会で「もっと練習をして、いつか“敵無し”と言われるくらいに上手くなりたい」と話した森田。3年後の2013年に年間4勝を挙げ、23歳327日で賞金女王に輝いた。