2020年 日本女子オープン

2番で途切れた連続ボギーなし記録 古江彩佳「あおられました(笑)」

2020/10/01 18:42
連続ボギーなしの記録更新を逃した古江彩佳

◇国内女子メジャー第2戦◇日本女子オープンゴルフ選手権競技 初日(1日)◇ザ・クラシックGC(福岡)◇6761yd(パー72)

大会前まで64ホール連続ボギーなしでプレーをしていた古江彩佳は、開始2ホール目でボギーをたたき、ツアー記録の更新を逃した。第1ラウンドの18ホールをボギーなしで回れば、2015年に申ジエ(韓国)が達成した「81ホール連続」の数字を塗り替えていた。

パーで切り抜けた後の前半2番。第2打をグリーン左ラフに外し、アプローチを2mほどに寄せながら、パーパットを外した。開幕前、記録更新の可能性を伝えていた報道陣に「あおられましたね」とおどけて見せたものの、「意識はしていなかったです。(ボギーをたたいた瞬間は)あーあ、記録作れなかったわーって感じでしたね」と笑みを浮かべた。

傾斜に切られたピン位置に対しショットは好調をキープしたが、1オーバーの36位。午後の荒れたグリーン上で苦戦し、32パットを要した。「パターで苦しんでリズムを作れなかった。そんなに大オーバーとかショートとかをしているわけじゃないけど、距離感が合っていない感じ。そこはしっかり合わせていきたい」

2週間前の前戦「デサントレディース東海クラシック」からの2大会連続優勝へ向け、まずは上位での予選通過が求められる。「しっかり(パターの)芯に当てて、あとは自分のゴルフができれば」と気持ちを切り替えた。(福岡県宮若市/林洋平)

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