2020年 アース・モンダミンカップ

心待ちにしていたプロデビュー 安田祐香のルーキーイヤーの目標は

2020/06/24 12:45
期待の新人・安田祐香はショットを武器にプロとして戦う(Getty Images/JLPGA提供)

◇国内女子◇アース・モンダミンカップ 事前(24日)◇カメリアヒルズCC(千葉県)◇6622yd(パー72)

昨年プロテストに合格した安田祐香が、開幕前日の練習ラウンド後にリモート会見に出席した。「デビューを心待ちにしていた。楽しみなほうが強い。高ぶりは特にないけど、3月にデビューすると思っていたので、いよいよだな…と緊張というか不安があります」と神妙面持ちを見せ、今シーズンの目標を語った。

自身の武器をショットと話す安田は、プロ初年度の目標に「パーオン率を上位で争うこと」を掲げた。「1ラウンドのパーオン率80%以上で、トップ10以内に入りたい。試合の順位でもトップ10に」。パーオン率で2019年のツアートップは稲見萌寧の78.21%、18年は申ジエで75.34%(ともに計27試合に出場)、17年はイ・ミニョンで73.61%(同29試合)、16年はイ・ボミが74.47%(28試合)といずれも80%未満だった。高いレベルを見据えながら「まずはフェアウェイキープが大事だと思うけど、ショットでバーディチャンスを作って目標をクリアして上位争いをしたい」と今週の活躍を期した。

華々しいプロ初戦となるはずが、新型コロナウイルスの影響で今大会は無観客試合。「最終ホールなんかにギャラリーの席がないので、さびしい。新鮮な感じです。(ファンは)会場には来られないのが非常に残念だと思いますが、ネット中継があるので戦っている姿を見てほしい。応援お願いします」。

大会初日は午前7時、アウトコースの第1組でスタートする。同組で香妻琴乃、同年代の吉田優利とともにプレー。「(吉田と)試合で回るのが2回目ぐらい。『久しぶりだね』と話しました。うれしいです。試合なんですけど、楽しんでできたらいいなと思います」と待ち望んだデビュー戦の開催に目を輝かせた。

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