3カ月ラウンドせず 鈴木愛207日ぶり試合に 「まずは練習」
2020/06/11 16:35
昨年の賞金女王・鈴木愛は11日、オンラインで記者団のインタビューに応じた。今季の開幕戦となる「アース・モンダミンカップ」(6月25日~、千葉・カメリアヒルズCC)が新型コロナウイルス感染拡大防止のため、無観客試合となることに「悲しいが、まあ仕方ない。お客さんを入れて誰かがコロナになるのも…」と理解を示した。
昨年12月の「ツアー選手権リコーカップ」以来、207日ぶりの試合となる。「この前、3カ月ぶりにラウンドをしました。感覚も戻ってきていないですが、ちょっとずつ仕上げていければ」と説明した。自粛要請期間中は家庭菜園にも取り組んだとい、「ベランダにレタスとネギといちごを育てています」と笑顔を見せた。
日々の検温は欠かさず、「多少葛藤はある。選手には情報が来ていないが、PCR検査をできるなら、してほしい。みんなが安全な状態で試合をやりたい」と要望した。
2020年と21年は統合され、1シーズンとなる。「夏が2回あるし、体力的にも気持ち的にもしんどくなる。休めるときにしっかりと休みたい」。スイング改造に着手し、「私のスイングは大きく右に動く。その動きを減らしました。スイングが固定できれば、曲がり幅も減ります。まずは練習しかないですね」と開幕を見据え、表情を引き締めた。