勝みなみ2020年のテーマは「進化」 ルーツの島で子どもと交流
2020/02/18 11:30
国内女子ツアー通算4勝の勝みなみ(21)は今月15日、鹿児島・与論島で小学生向けにゴルフ教室を開いた。勝は鹿児島市出身。同じ県内とは言え、なぜ500キロ以上離れた離島を、子どもたちに「挑戦することの大切さを伝える」場として選んだのだろうか?
勝は「自身のバックグラウンド」を理由に挙げた。父方の祖父母は与論島出身で、父・秀樹さんは昨年まで、教師として同島に長年赴任していたという。
自身で開催したジュニアイベント「All-Gripチャレンジプロジェクト・ドリームチャレンジデイ」では24人の小学4、5年生を相手に、スナッグゴルフ(プラスチック製のクラブと軟らかいボールを用いたゴルフ)や座談会で交流。勝は「子どもたちが笑顔で楽しみながらゴルフをしている姿を見て、自分も楽しむことができた。子どもたちを見て、自分にもこういう時期があったと色々思い出します」と話した。
「ひとりのアスリートとして、社会に貢献できるよう学び続けたい。このようなプロジェクトを継続的に行い、ひとりでも多くの方にゴルフの楽しさ、チャレンジする大切さを伝えていきたい」
2020年は「進化」の年と位置づける。この後、3月5日からの国内ツアー開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」(沖縄・琉球GC)に向けて沖縄県で合宿に臨む。