諸見里しのぶ、宮里参戦に「刺激になります」
2008/09/01 19:44
1日、今年の国内女子メジャー第3戦「日本女子オープン」の開幕を1ヵ月後に控え、会場となる新潟県新発田市の紫雲GCで、ディフェンディングチャンピオンの諸見里しのぶが記者会見を行った。
この日、初めて18ホールをラウンドしたという諸見里。「アウトはティグラウンドに立つと、林が両サイドにあって凄くタイトに感じました。ただ、ティショットをフェアウェイにおけば、あとはウェッジで打てるのでバーディが狙えると思います。インになると、フェアウェイは広いけど、距離が長くて、セカンドでロングアイアンを握ることが多くなるので、後半はしっかりとグリーンにのせてパーをキープして、チャンスが来たらバーディを狙って行きたいです」と、コースの印象について話した。
今年は、2年ぶりに沖縄の先輩・宮里藍の参戦も予定されている。「やっぱり刺激になりますね」と諸見里。「良い成績を出してくると思うので、私も小技を磨いて、対等に戦えるようにしたいです」と、連覇を見据え、気を引き締めた。
大会競技委員長の溝口まち子さんによると、設定スコアは1日1、2アンダー。「優勝スコアが二桁にならない程度」という。その言葉を受け、諸見里は「設定スコアを上回るのが選手の仕事だと思うので、2桁を狙います」と笑顔を見せた。
大会は10月2日(木)から4日間の予定で開催され、その模様はNHKが連日生中継を行う。優勝賞金2,800万が掛かり、今年の賞金女王争いを大きく左右する大会まで、あとちょうど1ヶ月だ。