暴言で笠りつ子が謝罪 ツアー出場を自粛
2019/10/31 10:21
◇国内女子◇NOBUTA GROUP マスターズGCレディース◇マスターズGC(兵庫)◇6510yd(パー72)
女子プロゴルファーの笠りつ子は31日、前週「NOBUTA GROUP マスターズGCレディース」開幕前に大会を主催する関係者に暴言を吐いたと認め「決して言ってはならない言葉であったと、深く反省しており、誠意を込めて謝罪させていただいた」とする自筆の謝罪文を発表した。
今季は32試合に出場し、賞金ランキングは27位と賞金シード(50位以内)をほぼ確定させているが、当面の間、ツアーへの出場は自粛する。日本女子プロゴルフ協会(LPGA)からの処分が正式決定され次第、公の場で謝罪を行うと明かした。
ツアー関係者によると、笠りつ子はクラブハウス内の風呂場でバスタオルを持ってくるよう大会関係者に依頼したが、断られて「頭固い。死ね」と暴言を吐いたという。コースでは、風呂場に常備していたバスタオルが持ち帰られることが多く、今年から撤去していた。
LPGAの小林浩美会長は大会の最終日(27日)に選手が暴言を吐いたことについて「事実の確認中なので、詳細は話せないが、不適切な発言があったことは確認している。本当に申し訳ないと思っています」と話していた。協会は処分を検討している。