2019年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン

カッチーン連発 渋野日向子は3連続ボギーで22位

2019/09/29 17:06
22位で終えた渋野日向子(右)。「らしくないゴルフ」と振り返った

◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 最終日(29日)◇利府GC (宮城)◇6505yd(パー72)

首位と7打差の15位で出た渋野日向子は「73」と落とし、通算イーブンパーの22位で終えた。

前半2番(パー5)でバーディを先行させた。ただ「ショットが良かったのは、前半の最初の方だけでした。よく耐えていたんですけどね」。前日課題に挙げた第1打の精度を修正してスタートしたが、チャンスを作り出せず後半に失速した。

20ydのアプローチを残した11番(パー3)は4mを外した。グリーン奥のバンカーから3mに寄せた12番では「(第3打は)良い感じで打てたけど、パットがかすりもしなかった」と連続ボギー。13番でもグリーン奥からの5mを外し、6月「ニチレイレディス」第2ラウンド以来となる3連続ボギーを喫した。

「11番でカッチーン、12番もカッチーンってなって、13番でも来て笑えてきた」。会見場で笑みを交えながらも、「なんでだろう。ガッツでパーを獲っていたので、アプローチを頑張ろうと思ったけど…」と振り返った。

今季平均バーディ数1位(3.8718)だが、初日は最終18番(パー5)の初バーディで1年半ぶりになる“バーディなし”ラウンドを回避する展開。6バーディを奪い「69」で回った2日目には及第点をつけながら、「初日だったり、3連続ボギーだったり、なんか今週は久しぶりのゴルフをしたって感じですよね。昨日はまあ、よく頑張ったと思うけど」と話した。

次週は今季国内メジャー第3戦「日本女子オープン」(三重・COCOPA RESORT CLUB白山ビレッジGC QUEENコース)になる。過去2度の出場(2016、17年)はいずれも予選落ち。初めて回るコースには10月1日(火)に入り、調整予定だという。「2年間出させてもらってポンコツだったので、それよりは良い結果を残したい。最低でも予選通過はしっかりしないといけない」と気を引き締めた。(宮城県利府町/林洋平)

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