2019年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン

十両優勝の婚約者・勢関が観戦 比嘉真美子「ゼロから頑張る気持ちに」

2019/09/27 18:52
ドラえもん柄のウェアに身を包んだ比嘉真美子が婚約者の前で好発進を切った

◇国内女子◇ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン 初日(27日)◇利府GC (宮城)◇6505yd(パー72)

ツアー通算5勝の比嘉真美子が、婚約する大相撲の勢関が見守る前で2位発進を切った。7バーディ、1ボギー1ダブルボギーの「68」で回り、首位と2打差の4アンダー。「忙しくて、たまにしか来られない。良いプレーを見せたい気持ちだった」と述べた。

勢関が女子ツアーの本戦を観戦するのは今年6月の「ニチレイレディス」以来2度目。前週の秋場所で2度目の十両優勝を果たしており、比嘉は「ケガが続いていて体の痛みもあり、思うような相撲が取れないような。直接競技の話はしないけど、すごく勇気をもらう優勝だった」と力にした。

自身は2週前の国内メジャー「日本女子プロ選手権」から2週連続で予選落ちを喫した。「今週に入って気持ちを切り替えた。苦しい中でも頑張っていたら結果につながるというのを見せてもらった。私もゼロから頑張るぞ、という気持ちになった(秋場所の)15日間。どうにか一打でも少なく、ひとつでも上にという気持ちがある」と3月の開幕戦以来になる今季2勝目に視線を向けた。(宮城県利府町/林洋平)

2019年 ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン