国内女子ツアー

今季ツアー初優勝のS.ランクン 太平洋クラブとスポンサー契約

2019/09/17 13:30
7月「ニッポンハムレディス」でツアー初優勝を飾ったS.ランクン

株式会社太平洋クラブ(本社・東京都港区)は17日(火)、タイ出身の女子プロゴルファー、S.ランクン(タイ)とスポンサー契約を締結したことを発表した。今後ランクンは、左袖に同社のロゴ入が入ったシャツを着用してプレーする。

ランクンは2015年にプロ転向した19歳。これまでタイ、台湾、中国とツアーを巡り、かつて主戦場にした中国ツアーでは17年から2年連続賞金女王になるなど活躍した。日本ツアーは今季から本格参戦し、出場16試合目となった7月「ニッポンハムレディス」で初優勝。最新の世界ランキング(9月16日付)では121位につけている。

同社のプロゴルファーとの契約は、今年3月にスポンサー契約を結んだ女子ゴルフの申ジエ(韓国)、4月に所属契約を結んだ男子ゴルフの小斉平優和に続いて3人目となる。

同社は「近い将来、世界での活躍が期待される新星・S.ランクン選手とスポンサー契約を結び、選手とともによりグローバルなブランド形成を図り、業界の活性化への貢献ならびに太平洋クラブのイメージアップにつなげたい」と契約の経緯を説明。

ランクンは「海外でも有名な太平洋クラブにこれからバックアップしていただけるので励みになります。米ツアー出場を目標に、母国タイを代表する選手になれるよう、まずはツアー2勝目を目指して頑張ります」とコメントを寄せた。