「はよ終われ」 渋野日向子の末脚を生むモチベ
2019/08/31 07:15
◇国内女子◇ニトリレディス 2日目(30日)◇小樽CC(北海道)◇6650yd(パー72)
渋野日向子の後半の強さは健在だ。初日は3連続バーディ締め。2日目のバックナインは1イーグル2バーディの「32」(パー36)。
「疲れました。喜ぶ気力もない」とホールアウト後の足取りは重かったが、その“末脚”は1カ月前の7月30日に死んだ名馬ディープインパクトをも想起させる。
トップと2打差の4位に浮上し、国内ツアー3勝目へ好位置で決勝ラウンドに進んだ。だが、想像したのと違う方向へと飛んでいくショットや難コースに「疲れました。バーディを獲れてうれしいけど、喜ぶ気力もないという感じ」と振り返った。
初日のプレー後には、後半に伸ばす“コツ”を「とりあえず早く終わらせたいと思って。バーディを獲れば、はよ終われるかな」。2日目は「早く終わりてぇ、と思いながらやっていた。朝から暑くて汗とか出たし、お腹が空いたのとの葛藤でした」と明かした。(北海道小樽市/石井操)