渋野日向子は静かな1週間を堪能 コンビニでは「やっぱりバレた」
2019/08/26 15:25
◇国内女子◇ニトリレディス 事前(26日)◇小樽CC(北海道)◇6650yd(パー72)
2週ぶりの出場となる渋野日向子は開幕3日前の26日(月)に会場入り。陽が時折差す曇天の中、午前8時50分からアウト9ホールの練習ラウンドを行った。
4週前の海外メジャー「AIG全英女子オープン」を制した翌週から国内2連戦をこなし、休養に充てた前週にようやく岡山県に帰郷。メジャー優勝からしばらく“フィーバー”の中心にいたが、「ずっと実家でした。しっかり寝たりグータラして。この生活がいいなあ、と思いながら生きていました」と、久々に戻った静かな生活を堪能した。
盛大な祝勝パーティが催されることもなく、「家族でご飯を食べに行ったりした」。休養中はラウンドせず、数回ほど青木翔コーチが主宰するゴルフアカデミーに通った程度で、クラブはほとんど握らなかった。
地元の小学校ではソフトボールチームの練習に顔を出したほか、母・伸子さんが指導する体操教室の生徒たちにかき氷を振る舞ったという。
日本人女子として42年ぶりのメジャー制覇で一躍時の人となり、日本中の誰もが知る存在になった20歳。実家の近所のコンビニエンスストアに行ったときには「やっぱりバレちゃいました」と苦笑いだった。(北海道小樽市/塚田達也)