全英Vの渋野日向子 ちょっとお疲れ会場入りもフィーバー必至
2019/08/07 18:15
◇国内女子◇北海道meijiカップ 事前情報(7日)◇札幌国際CC島松コース(北海道)◇6531yd(パー72)
前週の「AIG全英女子オープン」(イングランド・ウォーバーンGC)で日本勢として42年ぶりに海外メジャー制覇を果たした渋野日向子が荷物の整理のためにコースに到着した。
クラブハウスでも常に笑顔を絶やさなかったが、「ずっと眠い。きのうも何もやる気がおきなくて、ぼーっとしていました。お風呂に入るのもだるかった」と時差ボケに悩まされていることを明かした。
新千歳空港でも歓迎を受け、「あんなに人がいたのはびっくりしました。JAL(日本航空)で来ましたが、CAさんにも『おめでとうございます』と言ってもらいました」と笑った。
大会前売りチケットは昨年の1.3倍の売れ行きで、大会主催者側は警備員の増員、トイレ増設、ギャラリーバスも増便を予定。渋野の組には通常の2倍となる5人以上のスタッフをつけるという。
大会最終日の取材申請者数は昨年の33人から2倍以上となる86人。優勝翌日の自身のインスタグラムのフォロワーは7万人だったが、この日で15万人を突破。まだまだ高い注目を集める。
3週ぶりの国内ツアー出場。「北海道ではとうもろこしの天ぷらを食べたい。こんなに(フィーバーが)続くとは思っていない。今まで通りに攻めのプレーと笑顔で回れたらいいですね」と話した。
滞在わずか30分でテレビ出演のためにコースを離れたが、北の大地でもスマイルシンデレラが輝きを放つ。(北海道北広島市/玉木充)