大西葵は清水重憲キャディ起用で6連続バーディ
2019/08/01 19:25
◇国内女子◇大東建託・いい部屋ネットレディス 初日(1日)◇鳴沢GC(山梨県)◇6605yd(パー72)
大西葵が6バーディ、1ボギーの「67」でプレー。5アンダー、暫定首位タイで初日を終えた。インから出て16番から、後半3番(パー5)まで6連続バーディを奪った。「これまで3連続とかはあったけど、プライベートでも6連続は最多」と喜んだ。
今週は、イ・ボミ(韓国)と過去6シーズンにわたってコンビを組んでいた、清水重憲キャディと初めてタッグを組んだ。「もっと厳しめかと思っていたけど、安全にという感じ。私はウェッジから9番アイアンまで、ピンから2、3mに乗せたいと思うんですけど、『両幅5mでいい』と言ってくれて、楽に出来ます」とリラックスしてプレーした。
前半13番でボギーをたたくと、グリーン奥、段の上にカップが切られた14番(パー5)では攻める気持ちがうずいた。ラフからの3打目をピンと同じ段にキャリーするつもりだったが、清水キャディから「奥何ヤードしかないのに、手前からパターでいいじゃん」と諭され、結局手前に乗せて3オン2パットでパーセーブ。「結果的に良かった」と振り返った。
4月の「KKT杯バンテリンレディスオープン」は初日を2位で終え、2日目にトップに立ったが、最終日に「80」をたたき、42位で終えた。「バンテリンは最初に『ここはスプーンで打つ』と決めていたマネジメントを無視して、1Wに替えてOBをした」。
失敗を教訓に「今週は迷ったときは安全な方を選びます。何が何でも『ここはこれで行く』と決めたら、いけそうでもいかない」とマネジメントを徹底する。 (山梨県鳴沢村/石井操)