2019年 関西オープン

高橋慧が初めて左打ちを披露 ドライバーは左右“二刀流”

2019/05/25 17:05
今週初めて左右両打ちを披露した高橋慧。1Wは左右“二刀流”で臨んだ

◇国内男子◇関西オープンゴルフ選手権競技 3日目(25日)◇KOMAカントリークラブ(奈良県)◇7043yd(パー72)

プロデビュー戦を28位で決勝ラウンドに進んだ“左右両打ち”の高橋慧(たかはし・けい)が、今週初めて左打ちを披露した。予選ラウンドは6番と8番アイアン、PWの3本が左用モデルだったが、この日は6番を抜いて1Wを投入。右用と左用の“二刀流”で臨み、左用はティショットで2回使用した。

今週は6番アイアンの距離(180yd)を打つ機会が少なく、「右と左のどっちで打っても変わらないし、ドライバーを入れようかな」との理由でセッティングを組み替えたという。スタートホールの10番と14番の1打目で使用したほか、18番の2打目でPW、最終9番の2打目で8番を使用。この日は計4回、左用モデルを振り抜いた。

左右モデルの1Wを挿した高橋慧のクラブセッティング

なお、1Wはいずれもピン製で、右用が『G400 LSテック』(シャフト:グラファイトデザインツアーAD VR-6/硬さX)、左用が『G400 マックス』(シャフト:藤倉ゴム工業スピーダー エボリューション 4/硬さS)を使用。左用は「ラクに打てる」というモデルを選び、飛距離はいずれも285yd前後だという。

左打ちの披露もあって多くのカメラマンがレンズを向けたが、この日は1打目がロストボールになった後半4番でダブルボギーをたたくなど「73」。通算1アンダーの44位に落として迎える最終日、納得のスコアで節目のプロデビュー戦を締めくくりたい。(奈良県奈良市/塚田達也)

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