貞方章男は2戦続けてトップ10入り 最終ダボに「罠にはまった」
2019/05/05 18:48
◇国内男子◇中日クラウンズ最終日(5日)◇名古屋ゴルフクラブ 和合コース(愛知)◇6557yd(パー70)
昨シーズンの獲得賞金0円だった貞方章男が、2戦続けてトップ10入り。だが、最終日最終組で回って、最終ホールまで首位に並んでいただけに、「悔しかった」と5位に終わった72ホール目のダブルボギーに口を結んだ。
1番でグリーン奥からチップインバーディを奪ってスタートしたが、それ以降はパーを並べた。14番をボギーとしたが、17番(パー3)で8mのバーディパットをねじ込んで、大きなガッツポーズとともに首位に並んだ。
最終18番のティショットは右ラフへ。2打目は「球に土がついていて、風もフォロー気味で落とされたような飛び方だった」とグリーン手前。「砂地の上でハーフトップ気味で奥までいって、また逆目のアプローチで…」と4オン2パットのダボに終わった。
「最後に罠にはまってしまった。次への課題が残った感じです」と肩を落としたが、この2戦で早くも賞金約925万円を稼ぎ出した。次週はアジアンツアーとの共催試合で出場権は巡ってこず、5月末の「関西オープン」が次戦となる予定だ。(愛知県東郷町/今岡涼太)